Excelのピボットテーブルを活用するための事例をまとめました。データ集計やレイアウト調整など、業務効率化に活用できます。
内容:
データ範囲の管理・更新の効率化
ピボットテーブルで元データ範囲の変更を省力化する方法です。
元データの更新頻度が多いなど、「データソースの変更」が手間な場合は、範囲を「列」で指定や「テーブル」で指定することを検討します。
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デザインや見せ方の工夫
ピボットテーブルの並び替えが思い通りにならない時のチェックポイント
「行フィールドに2つ以上の項目あり」「列フィールドにある総計以外」も並び替えできます。
ピボットテーブルのデザインを自分好みに変更
自分好みのデザインがなく、レイアウト調整で他のシートへの貼り付けや都度の書式設定をしている場合に、ユーザー設定のデザインで解決する事例です。
更新で列幅の自動調整がされないように既定のレイアウトを変更
新規にピボットテーブルを作成する都度、「更新時に列幅を自動調整する」のチェックボックスを毎回オフにするのが手間であれば、既定のレイアウトを変更します。
セル結合なしで見やすい表を作るテクニック
ピボットテーブルならセルを結合せずに、結合したような表も作成可能です。
Power Pivotを用いたテクニック例
Power Pivotで、値フィールドに文字列をそのまま表示
Power Pivotを利用すると、ピボットテーブルの値フィールドに、文字列をそのまま表示することが可能です。
マトリクス表を効率的に作成する事例
文字列を連結できるCONCATENATEX関数を活用すると、通常のピボットテーブルでは作成が困難なマトリクス表が作成可能です。
一つのセル内に列を結合した文字を表示することも可能です。
Power Pivotで比較結果を見やすいレイアウト
通常のピボットテーブルでは、行や列に設定した軸に基づいた集計しかできませんが、Power Pivotを利用すると、集計の軸(行や列)に影響しないデータ集計が可能です。
上記の応用で、CALCULATE関数を用いた他の事例です。
その他
VBAでPowerQuery更新後にピボットテーブルを更新する方法
PowerQueryの更新完了後にピボットテーブルのデータを更新したいときの方法です。
以上、Excelのピボットテーブルの活用テクニック集でした。