shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

2023-01-01から1年間の記事一覧

Excelでシリアル値のまま西暦から「元年」も含む和暦表示に変更

Excelでシリアル値のまま西暦表示から「元年」も含む和暦表示に変更できることを知らなかったので備忘録。 具体的には、「2019/10/1」を「令和元年10月1日」に書式設定で表示可能。 もちろん、”元年”ではなく”1年”と表示することもできる。 設定方法は次のと…

【Power Query】Excelの日付文字列にある「元年」を「1年」に置換

Excelで日付文字列に和暦の「元年」があるとき、DATEVALUE関数ではシリアル値には変換できない(反対に、西暦から和暦の「元年」への表示は可能だが)。 そのため「検索と置換」の機能で”元年”を”1年”に一括置換をしたり、SUBSTITUTE関数で置換したりで対応…

【Word】VBAで、画像は「レイアウト(文字列の折り返し)」によってオブジェクトが変わる

Wordの画像は「レイアウト(文字列の折り返し)」で行内に設定されているか否かでVBAでの処理方法が違うのでメモ。 例えば、以下で作成したVBAサンプルは、レイアウトが行内に設定された図が対象で、他のレイアウトだと処理できない。Wordのファイル内にある…

【Word】VBAで画像のレイアウトを行内から「上下の文字配置」に変更

WordのVBAで、画像のレイアウトを行内から上下の文字配置に変更するサンプル。 必要になった背景は、Wordの画像は「レイアウト オプション」で行内に設定されていると、画像の複数選択ができないようで一括での更新が手間だったため。 それで、次のような簡…

Excelで表記ゆれがある日付文字を日付データ(シリアル値)に変換結果

Excelでデータ集計をする際、元データの取得方法の違いなどによって、日付の表記方法が一貫していないことがあります。 たとえば、文字列で「2019/10/1」「2019年10月1日」「令和元年10月1日」といった様々な表記や、文字列中に空白が含まれるなど。 Excelで…

PowerPivotでのマトリクス表作成事例:CONCATENATEX関数の活用

PowerPivot(Excelの標準機能)は高機能なデータ分析ツールで、マトリクス表の作成にも役立ちます。特に、文字列を連結できるCONCATENATEX関数を活用すると、通常のピボットテーブルでは作成が困難なマトリクス表も作成できます。 例えば、次のようにピボッ…

PowerQueryの数式編集時、日本語変換で二重入力される事象の解決メモ

PowerQueryで数式を編集する際、日本語入力(漢字変換)をすると二重入力となり、都度、文字削除が必要でとても煩わしく感じていました。ATOK(ATOK for Windows ver32)を利用していましたが、Microsoft IMEに変更することで、適切に入力できるようになった…

Wordで、ワイルドカードを使用した検索ができない事象の調査と対応

Wordで、ワイルドカードを使用した置換をしようとしたところ、検索条件はあっているにも関わらず「一致する項目はありません」が時折発生。 同じ検索条件で、何度か試していると、きちんと検索ができる時もあり動作が不安定。事象の調査と対応の備忘録。 具…

【PowerPivot】メジャーで改行文字を入力(CONCATENATEXの区切文字)

ExcelのPowerPivot のメジャーで、改行文字を入力する方法に悩んだので解決方法の備忘録。 結果、単純に改行するだけだった。 内容: 「CONCATENATEX」の区切文字に改行が必要な背景 Excelピボットテーブルの値フィールドに「2つ以上の文字列」をそのまま表…

【Word】VBAでステップ記録ツールのmhtファイルを編集する準備

WordのVBAで、ステップ記録ツールのmhtファイルをWordで編集するポイント で示した最初のルーチンについて、一通りのパーツ(VBAの各サンプル)が作成できました(目的は、手順書を作成です)。 この最初のルーチン(各サンプルVBAの実行)を実行することで…

【Word】特定の単語を検索し、その単語間にある文章を削除する方法

Wordで、特定の単語を検索し、その単語間にある文章を削除したい場合があります。 そのような時に役立つのも、Wordの置換機能で「ワイルドカードを使用した検索」です。 ワイルドカードを使用することで、特定の単語間にある文章を検索して削除することがで…

【Word】特定のパターンに一致する文字列検索と置換のサンプル

Wordは特定のパターンに一致する文字列検索もできます。いわゆる正規表現に近い検索が可能です。 例えば、ステップ記録ツールのmhtファイルをWordで編集するポイント で示した作業では、 Step 1: (2023/05/18 18:41:10) ユーザーによる・・・ Step 2: (2023/…

【Word】単語中の一部だけが違う類似文字列の一括検索と置換

Wordで、単語中の一部だけが違う類似文字列の一括検索と置換。いわゆる「ワイルドカードを使用した検索」と置換の備忘録。 具体的には、ステップ記録ツールのmhtファイルをWordで編集するポイント で示した作業で、ファイル内に 手順 1 のスクリーン ショッ…

【Word】ファイル内のフィールドを一括削除する方法(一括置換とVBA)

Wordファイルで、ファイル内にある「フィールド」を一括で削除する方法の備忘録。 背景は、ステップ記録ツールのmhtファイルをWordで編集するポイント で示したように、「Previous Next」などのハイパーリンクが余分で削除したかったため。 「Previous Next…

ステップ記録ツールのmhtファイルをWordで編集するポイント

PC画面の操作マニュアルの作成に便利な「ステップ記録ツール」。作成したmhtファイルをWordで編集しようとファイルを開くと、マニュアル作成に不要な情報量が多く、ページ数も多いことに戸惑います。 mhtファイルから手順書作成時、Wordでの編集作業を効率的…

【Word】ファイル内にある余分な水平線を一括削除するVBAのサンプル

Wordファイルで、ファイル内にある余分な図形タイプ(水平線)を一括で削除するVBAサンプル。 変更対象の図は、行内に設定された図(インライン図形)で、水平線のタイプ。 Sub 水平線の一括変更() Dim 画像 As Object For Each 画像 In ActiveDocument.Inli…

PC作業の引継・手順化には、ステップ記録ツール(Windows標準)が有用

PC作業の業務引継や手順化には、Windows標準のステップ記録ツールが有用です。Windowsには、PCの操作手順を画面キャプチャも含めて自動保存してくれる標準ツールがあります。 業務の可視化やマニュアル化など操作手順の共有、業務引継の時間短縮や手順の改善…

【Excel】VBAで、PowerQueryの更新を待ってピボットテーブルを更新

VBAで、PowerQueryの更新を待ってピボットテーブルを更新するときの備忘録。PowerQueryの更新を待たずにピボットテーブルが更新されてしまい、データ更新前の状態でピボットテーブルが表示されてしまった。 元は、 ActiveWorkbook.RefreshAll Sheets("集計")…

【Excel】年度別の順位推移表のようなマトリクス表を作成する方法

Excelで、下図の左側のような元データから右側のような年度別の順位推移表(マトリクス表)を作成する方法についての備忘録。順位表に値をそのまま表示するようなケースです。 一覧データからマトリクス表(例:年度別のランキング推移表) なお、結論は、次…

【Windows】複数のデータを繰り返し貼り付けなら「Windows(ロゴのキー)」+「V」が便利

Windowsで、データの貼り付けといえば 「Ctrl」+「V」だけと思い込んでいませんか。 パソコンを長く使っている人ほど、最近のWindowsの便利な機能を使っていない可能性があります。 データの貼り付けで「Ctrl」+「V」だと、最後にコピーしたデータしか貼り…

【Power Query】Excelで文字列から数字だけ抽出する方法

Excelで文字列から数字だけを抽出したい時があります。 例えば、名簿の名寄せをする場面などで、電話番号から余分な括弧やハイフンを除きたいなど。 このようなケースも、最近のExcelに標準で含まれているPower Queryは便利です。 以前は、以下の記事にある…

【Power Query】空白の列を追加する方法

Power Query(パワークエリ)で、空白の列を追加したい時があります。 例えば、他のExcelの表に貼り付けするなどの都合で、列の順序や数合わせののために項目名はあるが、データは空白にしたいケースなど。 初歩的なことですが、Power Queryを初めて使用した…

【Excel】ピボットテーブルで、集計の軸(行や列)に影響しないデータ集計、表示の方法(応用)

Excelのピボットテーブルで、集計の軸(行や列)に影響しないデータ集計、表示の基本は前回のとおり。 shikumika.org 今回は、ピボットテーブルの軸で、一部はそのまま集計の軸(行や列)に利用するが、その他は利用しないなど、少し応用の方法。 上記で紹介…

【Excel】ピボットテーブルで、集計の軸(行や列)に影響しないデータ集計、表示の方法(基本)

Excelのピボットテーブルで、全データの件数と年代別の件数を並べて表示したいなど 集計の軸(行や列)に影響しないデータ集計、表示をしたいときの備忘録。 例えば、次のようにピボットテーブルの表内で全データの件数と年代別の件数を並べて表示したくても…

Accessのマクロは、VBAのSub、関数の日本語名も使えない?

久しぶりにAccessを使ったデータ整理。 最近は、 Power Queryで近いことができるようになっていますが、リレーションを維持して入力や編集をする場合はAccessの方が、まだ便利です。 処理の一部を自動化したいと思い、VBAを使用しない人のために、全体の処理…

【Power Queryの初歩】列を追加する基本操作

Power Query(パワークエリ)を初めて利用するとき、色々な項目があって悩みます。しかし、列を追加する基本的な操作方法は、「列の追加」にある次の赤枠内を知っていれば十分に使える印象。 PowerQuery(パワークエリ)の基本的な操作方法 「列を追加」のポ…

【Power Query】数式がわからなくても、自動作成してくれる「例から列を追加」

Power Query(パワークエリ)の基本的な操作方法の備忘録。数式の書き方がわからない、数式のサンプルがみたいという場合は、「例からの列」が便利です。 求めるアウトプットのイメージをPower Queryに入力するだけで、必要な数式を自動作成してくれる便利な…

【Power Query】IF文でand条件を使った値の表示

Power Query(パワークエリ)の基本的な操作方法の備忘録。 メニューにある「条件列」を使っての「条件に応じた値表示」では、andやorの条件指定ができないので、カスタム列を使った基本的な設定の手順です。 メニューにある「カスタム列」を使って実施しま…

【Power Query】条件に応じた値の列を追加

Power Query(パワークエリ)の基本的な操作方法の備忘録。 新しい列を追加して同じ値が入力ができたら、次は条件に応じて値を変更したい時の手順です。 基本操作は、メニューにある「条件列」を使って実施します。 PowerQuery 手順 「列の追加」-「条件列」…

【Power Query】新しい列を追加して同じ値を入力

Power Query(パワークエリ)でデータ整理時に、新しい列を追加して同じ値(文字列や数値)を入力したい時のメモ。 例えば、データを分類するために、同じ値を入力しておきたい時の方法です。利用していないと初歩的な操作方法を忘れてしまうので備忘録。 po…