Excel
ExcelでファイルをPDFに変換時、「自動的に変換結果を表示、非表示にする設定」があります。変換の都度、処理結果が表示されると確認作業が効率的になります。一方で、定型作業で表示が煩わしい場合もあり、以下の手順で表示の有無を設定できます。 手順 Exc…
ExcelやPowerPointなどで、複数の図形をレイアウトした後、全体的に拡大・縮小したいとき、「グループ化」を活用することで図形間の全体比率を維持したままサイズ変更ができます。 内容: 拡大・縮小の手順 参考(レイアウトが崩れた事例) 拡大・縮小の手順…
Excelで業務フローを効率的に作成するための操作テクニックのまとめ。 内容: 図形の配置を整列 図形の既定を設定 図形のコピー コネクタのカギ線のズレを修正 フロー図の線の重なりを簡易的に見やすくする方法 作成後、多くの図形の書式を変更 Excelの標準…
Excelで、同じ図形(オートシェイプなど)を連続して作成する際に、知っておきたい機能の備忘録。個人的には、CTRLキー、SHIFTキー、ALTキーの活用が特に有用だと感じています。 内容: 描画モードのロック Ctrlキー、Shiftキー、Altキーの活用 Ctrl(図形の…
Excelで図形や線の書式を統一したいとき、作成の段階から同じ書式(色や太さなど)にしておきたいことがあります。簡単に、図形や線の書式設定の既定を変更できるので、同じ書式の図や線を作成するときは設定しておくと便利です。 基本の設定 図形や線につい…
Excelで図形の書式を繰り返し貼り付けする方法は、Ctrl+Shift+Vも活用すると便利です。ある図形に適用した書式を別の図形に適用したいとき、「書式のコピー/貼り付け」を利用するケースは多いと思います。 そして、繰り返し書式を貼り付ける場合、次のよう…
Excelの「コネクタ:カギ線」は、業務フロー図の作成などに便利です。しかし、直線となるように配置した図形であっても、まっすぐにならず、微妙なズレがある線となります(下図の左側)。 「コネクタ:カギ線」のズレと解消イメージ コネクタの微妙なズレの…
Excelで値のみ貼り付け(書式なし貼り付け)のショートカットキーはなく、Ctrl+Shift+Vがこれまでは利用できませんでした。 そのため、テキストの内容だけをプレーンテキストとして貼り付けることが手間でしたが、Microsoft365のExcelでバージョン 2308 (ビ…
Excelで業務フロー図の作成時など、線が交差する箇所を見やすくしたい時があります。しかし、Excelには「飛び越し点」(飛び越し線)の表示機能がありません。 線と半円をつなげて「飛び越し点」を作成する方法もありますが、フロー図の修正や線の重なりが多…
ExcelのXLOOKUP関数のバイナリ検索と、VLOOKUP関数の近似一致による検索で、IF文を用いて「完全一致のみを抽出」をした場合の速度を比較した事例です。 「XLOOKUP関数やVLOOKUP関数で検索の型を完全一致」で実施した場合の比較は、【Excel】VLOOKUP関数とXLO…
最近のVLOOKUP関数は、かなり高速に改善されている印象です。 過去には「データを昇順にして近似一致で検索する方法」と「通常の完全一致での検索」では実感の速度に大きな違いがあったように思いますが、実感するほどの差が少なくなったと感じます。 一方、…
データ分析時、数値データを適当な範囲(○以上△未満)で区切り、カテゴリーに変換して全体的な傾向を見たい時があります。例えば、「年齢」を「年代」に変換して年代ごとの度数分布表を作成するケースなどです。 このような場合は、ExcelのVLOOKUP関数、また…
Excelで、セル内にカンマで区切られたデータ(アンケートの複数回答など)を集計したいとき、Microsoft365のExcelなどにあるTEXTSPLIT関数が便利です。 TEXTSPLIT関数が使える場合、カンマなどの区切文字でセル内の文字列を分割できます。 具体的なアウトプ…
Excelでアンケートデータを分析する際など、ピボットテーブル機能を用いて分析するために、複数の列にあるデータを行方向のデータに変換したい時があります。マトリクス表をリストに変換する操作、つまり列のピボット解除です。 前提として、最近のExcelに標…
Excelの外部参照は、他のExcelファイルのデータを参照するための便利な機能です。しかし、OneDrive上にあるファイルを参照する場合、予期せぬ挙動でエラーとなったので備忘録。 なお、使用のExcelは、Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSOです。 発生し…
Microsoft365のExcelには、複数シートの表を一つのシートに結合する際に便利なVSTACK関数があります。 リスト形式のデータ(列ごとに同じ種類のデータが入力された表)を一つの表にまとめるような関数です。もちろん、複数の表が一つのシートにある場合の結…
Excelの計算結果をチェックする目的で、数式と計算結果を並べて表示や印刷したい場合、数式を文字列として表示するFORMULATEXT関数が便利です。 Excelの数式メニューにある「数式の表示」や、ショートカットキー「Ctrl+Shift+`」で、数式表示の有無を切り替…
Microsoft365のExcelで、特定の文字列の間の値を抽出する方法は、TEXTBEFORE/ TEXTAFTER 関数が便利です。この関数は、従来のLEFT関数やFIND関数などの組み合わせよりも、シンプルに文字列を抽出できます。 ただし、この関数が使えないバージョンのExcelでは…
Excelのシートから、 ・数式のみを選択したい。 ・数式以外のデータを削除したい。 ・数値のみを削除したい。 といった選択や削除をしたい時は、「検索と選択」のメニューにある機能を使用すると対象をまとめて選択できます。その後、必要ならそのままDelete…
Excelのシートで、他のブックの値を参照しているセルで、元データのファイルを効率的に開く方法の備忘録。例えば、セルに ='C:\aaa\[test.xlsx]Sheet1'!$A$1 という数式が入力されていて、参照元の値が表示されているとします。そのとき、元データのファイル…
Excelで複数のブックのデータ(単票)を一覧表にまとめる方法にはいくつかの選択肢があります。Excel関数、VBA、Power Queryなどを活用したこれまでの備忘録を中心にデータの状況と対応例をまとめてみました。 個人的な結論は、VBAを使った方法が汎用性も高…
Excelで入力用の様式を作成し、記入依頼、回収する場合は、レイアウト等を変更されないようにシートを保護することが有効です。保護する内容もいくつか設定可能です。例えば、特定セルだけ編集できるようにし、「メモ」は編集・削除できないようにできます。…
Excelで、同じフォーマットで入力されたデータが複数のシートにあるデータの集計作業では、INDIRECT関数の活用が有効な手段の一つです。 INDIRECT関数とは、セルに記述された「テキスト情報」が参照するセルの値を返す便利な関数です。 具体的な手順は以下の…
XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数と比較して便利な関数です。しかし、テーブル内で使用すると「#スピル!」となってエラー。XLOOKUP関数など、複数のセルに結果が戻る数式は使用できないようなので備忘録。 使用のExcelは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MS…
前回の 【Excel VBA】Excelの置換リストでWord文書の文字列を一括置換 をベースに、置換対象を都度確認しながら実行するVBAのサンプル。置換リストで一致したキーワードについて、都度、置換するかのメッセージを表示し、確認しながら置換を実行します。 「…
ExcelのVBAで、置換リストからWord文書の文字列を一括置換する方法のサンプル。前回のWordのVBAを使用した「Word文書の文字列をExcelの置換リストで一括置換する方法」と同様のことをExcelのVBAで実施するサンプルを作成してみました。置換リストの内容に応…
Excelの数式で、CELL(“filename”,A1)やVBAのThisWorkbook.Pathを使用したとき、OneDriveに同期したフォルダではローカルパスが取得できず、VBA等が適切に動作しないことがあります。Excelの数式を利用して、OneDriveのファイルURLをローカルパスに変換してみ…
Microsoft365のExcelでは、新しい関数の中に、・VBAを使用せず、カスタム関数を作成できるLAMBDA 関数 ・指定した文字の前を抽出できるTEXTBEFORE 関数・指定した文字の後を抽出できるTEXTAFTER 関数があります。 これら新しい関数の使い方の備忘録として、E…
Excelで、1㎝の方眼紙や、㎝や㎜で幅や高さを指定した四角い枠を印刷したい時は、「ページ レイアウト ビュー」を使用すると可能です。 標準のビューや、改ページプレビューを使用している時は、ポイントでしか幅や高さを指定できませんが、「ページ レイア…
Excelを使用してセルに長文を入力し、複数行表示にしたデータを印刷すると、文章の下端が切れてしまうことがあります。 その原因と解決方法の基本は次のとおりで、標準フォントで調整が必要。 shikumika.org しかし、複数のフォントを使用していたり標準フォ…