資料の更新作業をしていると、「元データがなく、JPEG 画像だけが残っている」という状況にしばしば会います。
他者から入手した業務フロー図、過去の資料から切り出した画像、スキャンした資料など、編集できない図がそのまま貼り付けられているケースは少なくありません。
特に手順書や申請フローのように定期的に改訂が必要な図では、元のPowerPointファイルや編集可能な図形データがないと、毎回作り直しが発生するという課題があります。
今回は、そんな「JPEGしかない状態」の改善方法を検討するため、CopilotでSVG形式に変換できるのかを試した備忘録です。
結論としては、他によりよい方法があるかの比較検討は必要ですが、Copilot に JPEG を読み込ませれば、図を解析して SVG コードを生成してくれます。完全に期待どおりの変換ではないものの、ゼロから描き直す手間は大幅に削減できそうです。
内容:
確認のCopilotは2026年3月時点のMicrosoft 365 Copilotです(バージョン19.2602.54091.0)。
実行結果
下図左側が元データとなる JPEG の業務フロー図で、右側が Copilot に指示して SVG 化した結果です。

Copilotに画像を読み込ませると、四角形・矢印・テキストなど、図の構造を解析しながら SVG データとして再構築してくれます。今回の事例では「却下」や「承認」などの位置関係が完全には再現されませんでしたが、おおまかな構造は十分再利用できるレベルでした。
PowerPointやExcel に SVG を挿入すれば、テキストの修正やレイアウトの再構成などの編集が可能になるので、手作業でゼロから描き直すよりは効率化できそうです。
実行した指示内容
今回 Copilot に与えたのは非常にシンプルな指示で、ファイルを添付して「添付の図をSVG形式に変換して」というだけです。

SVGファイルとは?
SVG(Scalable Vector Graphics)は、図形を数値で記述するベクター画像形式で、拡大しても劣化せず、PowerPoint や多くのツールで編集可能です。
Microsoft 365 で SVG イメージの編集が可能
SVG形式のファイルは、PowerPointやExcelに挿入、編集可能です。
以上、Copilotで業務フロー図(JPEG画像)を編集可能なSVG形式に変換の事例でした。