Excelのピボットテーブルは、既定のレイアウトオプションを変更できます。
ピボットテーブルはデータを更新すると、自動的に列幅が調整されて便利な機能かもしれませんが、せっかくレイアウト調整しても勝手に列幅が変わってしまいます。
便利な機能かもしれませんが、私にとっては不要なケースが多く、 新規にピボットテーブルを作成する都度、「更新時に列幅を自動調整する」のチェックボックスをオフにするのが手間でした。
自分の作業用途にあわせて、ピボットテーブルの既定のレイアウトオプションを変更したので備忘のメモ。
設定はインポートしたり、リセットしたりも簡単にできます。
既定の変更内容と目的
1. 「更新時に列幅を自動調整する」のチェックボックスをオフ
列幅の自動調整は、データ更新の都度変わるのでレイアウト変更が手間。固定の列幅が良いため。
2. 「ファイルに元のデータを保存する」のチェックボックスをオフ
ファイル容量が余分に大きくなると思うのでオフ。都度更新すれば良いだけの利用状況のため。
3. レイアウトは「表形式で表示」「小計を表示しない」にする
これは、自分が次の形で使いたい場面が多いから。その設定もつい忘れてしまうので既定にする。
shikumika.org
設定手順
使用している Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO で説明
Excelのオプションで「既定のレイアウトの編集」を表示
[ファイル]-[オプション]-[データ] をクリックして、次の画面とする。
既定としたいレイアウトのピボットテーブルのインポート
※ この時点で、既定としたいレイアウトのピボットテーブルがない場合は、次の手順に進む
ピボットテーブルがあるセルを選択して、インポートをクリック
設定を元にもどしたい場合
以下をクリック
レイアウト等を必要に応じて設定する
次の事例は、「表形式で表示」「小計を表示しない」の場合
ピボットテーブルオプションの既定を変更
ピボットテーブルオプションをクリック
次の事例は、「更新時に列幅を自動調整する」のチェックボックスをオフの場合
次の事例は、「ファイルに元のデータを保存する」のチェックボックスをオフの場合
以上の設定をして「OK」で確定すれば、今後新規に作成するピボットテーブルの既定のレイアウトが変更して、余分な設定の手間が減少します。