shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【kintone】アクセス権の設定例(レコードの追加は不可だが、閲覧は可能の設定)

kintoneのアクセス権の設定例として、「レコードの追加は不可だが、閲覧は可能」(一部ユーザーを除く)とするの設定方法です。

情報の発信部門などはレコードの追加や閲覧を許可し、その他の部門はレコードを閲覧のみ可能で、追加や編集も不可したいときの事例です。

内容:

設定内容

アクセス権の設定の基本は、以下のとおりです。

kintone guidebook vol08 アクセス権(サイボウズ株式会社)

https://kintone.cybozu.co.jp/material/pdf/kintone_guidebook_vol08.pdf

上記資料で、「アプリのアクセス権を設定する」の項目に記載された事例が「レコードの追加は不可だが、閲覧は可能」(一部ユーザーを除く)」の設定と同様です。

kintoneのアクセス権の設定をする機会が少ないとすぐ忘れてしまいますが、レコードのアクセス権を設定できる箇所は、2つあります。

  1. 「レコード追加」のアクセス権は「アプリのアクセス権」で設定する。
    その他、アプリ全体におけるレコードの閲覧・編集・削除なども。
  2. レコードに登録されたユーザー情報(作成者やユーザーフィールドの情報)でアクセス権の設定は「レコードのアクセス権」で設定する。

今回の事例の「レコードの追加は不可だが、閲覧は可能」(一部ユーザーを除く)」の場合は、「アプリのアクセス権」で設定します。

「アプリのアクセス権」の具体的な設定イメージは次のとおりです。

この事例では「アプリ作成者」と「A」はレコード追加等できるが、「Everyone」は閲覧のみ許可しています(閲覧以外のチェックを外している)。

「アプリ作成者」と「A」はレコード追加できるが、「Everyone」は閲覧のみ許可

「レコードの追加は不可だが、閲覧は可能」(一部ユーザーを除く)」の設定例

設定は以上です。

参考情報

この事例で「レコードのアクセス権」には何も設定していません。

何も設定していない

「レコードのアクセス権」の設定状況

以上、kintoneでアクセス権の設定例(レコードの追加は不可だが、閲覧は可能の設定)でした。

その他の設定例は、【kintone】アクセス権の設定事例まとめに記載しました。