shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Power Query】IF文でand条件を使った値の表示

Power Query(パワークエリ)の基本的な操作方法の備忘録。

メニューにある「条件列」を使っての「条件に応じた値表示」では、andやorの条件指定ができないので、カスタム列を使った基本的な設定の手順です。andやorを使った複数条件で抽出もできます。

メニューにある「カスタム列」を使って実施します。

PowerQuery

手順

「列の追加」-「カスタム列」をクリック

 

新しい列名と、条件を設定

① 新しい列名は、設定したい列名を入力

② 条件は、if A and B then else といった構文で記載。
列名の指定は、「使用できる列」から挿入するか、”[]”の括弧を使って記入。

 

次の例は、「住所」という列が”岩手県”と同じ かつ 「商品ID」が1035だったら、”対象”と表示し、その他は何も表示しない設定。

注意点は、andは小文字で記載 ということ。

例は、次のカスタム式。

if [住所]="岩手県" and [商品ID] =1035 then "対象" else "“

 

OKで確定すると、次のように、条件に応じた値が表示されます。

 

以上、Power Query(パワークエリ)で、IF文でand条件を使った値を表示したい時の手順です。

列追加の基本については、以下をご覧ください。

 

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