Power Query（パワークエリ）で、単票形式のExcelシートからセルの値を抽出する方法として、【Power Query】列のピボット解除で、単票形式のExcelシートからセルの値を抽出とは異なる方法として、Excelの数式でセルを参照し、値を抽出する方法の備忘録。
単票形式の目的やシートを管理できるレベルによりますが、この方法はPower Query（パワークエリ）の設定が少なくなるので、有効な手段の一つです。
内容:
アウトプットイメージ
次のような単票形式（一件一葉の個票）のファイルが複数あり、Power Queryで一覧にしたいという場面です。
手順
変換用のシートで１行のデータを作成する
単票形式のデータがある各ファイルに、事前にシートを用意しておき、単票から数式で値参照し、Power Queryで取込が容易な形式に変換する。
数式を含めた具体的なイメージは次のとおり。
図の右側の４行目（赤字部分）は、2行目の数式内容を表示。
Power Queryで一覧化する
Power Queryで取込が容易な形式に変換したシートを利用して一覧化する（事例ではシート名「データ」）。
なお、Power Queryで複数のファイルを一つに結合する方法は以下です。
参考情報
Excelで複数ブックのデータ（単票）を一覧表にまとめる方法にはいくつかの選択肢があるので以下に対応例をまとめました。
その他、データの加工・抽出、管理の操作事例を以下にまとめています。
以上、Power Queryで単票形式のExcelシートから数式も組み合わせてセルの値を抽出する方法でした。
