shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Power Query】条件に応じた値の列を追加

Power Query(パワークエリ)の基本的な操作方法の備忘録。

新しい列を追加して同じ値が入力ができたら、次は条件に応じて値を変更したい時の手順です。

基本操作は、メニューにある「条件列」を使って実施します。

PowerQuery

手順

「列の追加」-「条件列」をクリック

新しい列名と、条件を設定

① 新しい列名は、設定したい列名を入力

② 条件は、プルダウンをクリックすると、設定できる項目が表示されます。
  値は、文字を直接入力したり、比較対象となる列を入力することもできます。

 

次の例は、「住所」という列が、”岩手県”と同じだったら、”対象”と表示し、その他は何も表示しない設定。

 

OKで確定すると、次のように、条件に応じた値が表示されます。

 

以上、Power Query(パワークエリ)で、条件に応じて値を変更したい時の手順です。

 

補足説明

条件は複数設定できます。適当に設定してみると分かると思いますが、

一つ目の条件に合致しなかったら、二つ目の条件で判定、また合致しなければ三つ目の条件で判定といった仕様です。

 

なお、Power Queryの設定内容は数式バーに表示されます。例えば次のようになります。

= Table.AddColumn(変更された型, "区分", each if [住所] = "岩手県" then "対象" else null)

数式内のeach以降に、if then else が記載されていて、Power Query が何をしているか理解するのに役立ちます。なんとなく見ているうちに慣れてきます。

 

また、二つ以上の条件に合致といった”AND”の条件を設定したい場合は、カスタム列を使った方が簡単です。

 

なお、列追加の基本については、以下をご覧ください。

 

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