Wordの標準テンプレート (Normal.dotm)は、同一ユーザーであっても別PCに自動同期・共有される標準機能はありません。そのため、Normal.dotmに保存されるスタイルやVBAマクロはPCごとに独立して存在します。
環境を揃えたい場合は自分で管理する必要があるため、Normal.dotmの保存場所、バックアップ方法、復元手順についてのまとめです。
内容:
確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」 (バージョン 2510)です。
Normal.dotmの役割と保存場所
Normal.dotmはWordの「標準テンプレート」であり、すべての新規文書に適用される基本設定を保持しています。スタイル、ページ設定、そしてVBAマクロの保存も可能です。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotm
[Win + R] → `%appdata%\Microsoft\Templates` と入力すると直接開けます。
手順
バックアップ手順
- Wordを終了
編集中や起動中はファイルがロックされるため、必ず閉じてから操作します。 - Normal.dotmの保存場所を開く
前述の保存場所をエクスプローラーで開きます。 - Normal.dotmをコピー
ファイルを右クリック → コピー → 保存したい場所へ貼り付けます。
必要に応じて、ファイル名を修正します。
復元(戻す)手順
- Wordを終了
復元時も必ず閉じておきます。 - 現在のNormal.dotmを退避
元のフォルダで `Normal.dotm` をリネーム(例:`Normal_old.dotm`)。 - バックアップファイルをNormal.dotmに変更
保存しておいたバックアップを元のフォルダにコピーし、名前を「Normal.dotm」に戻します。 - Wordを再起動
VBAの標準モジュールだけ復元したい場合は、バックアップしたNormal.dotmについて、エクスプローラーから「右クリック → 開く」で開き、VBAエディタ上でコピー&貼り付けを行います。
「新規作成」ではなく「開く」を選ぶとテンプレートそのものが開きます
以上、Wordの標準テンプレート (Normal.dotm)のバックアップと復元手順でした。