Excel VBAで、ExcelシートをPDFファイルに変換するとき、デフォルトではPDFファイルが保存された後にビューアーが起動してファイルが表示されます。
便利な機能ですが、複数のPDFファイルに連続で変換する場合などは、ビューアーの起動は余分です。
PDF変換時にビューアーが起動しないようにするには、Workbook.ExportAsFixedFormat メソッドのパラメーターでOpenAfterPublishをFalseに設定すると、ファイルは発行されますが、ビューアーは起動しません。
なお、使用のExcelは、Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSOです。
VBAサンプル
ActiveSheet.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, _ FileName:="C:\Users\UserName\Documents\Book1.pdf", _ Quality:=xlQualityStandard, _ IncludeDocProperties:=True, _ IgnorePrintAreas:=False, _ OpenAfterPublish:=False 'ビューアー起動の有無設定
以上、Excel VBAで、ExcelシートをPDFファイルに変換するとき、ビューアーが起動しないようにする方法の備忘録でした。