Power Automate Desktopで、kintone REST APIを通じて複数のレコードを登録する事例です。PowerAutomateDesktopの「Webサービスを呼び出します」アクションを利用することでAPI連携が可能です。
なお、確認のツールは「Power Automate Desktop」(version 2.46)です。
内容:
基本知識
複数のレコード登録ではなく、1件のレコード取得や登録の方法は次のとおりです。
Power Automate Desktopで、はじめてkintone REST APIの設定をするときは「1件のレコードを取得」から実施すると理解しやすいと思います。
複数のレコードを登録の設定方法
設定の注意点
レコード登録において、「複数」と「1件」での設定上の違いは、「Webサービスの呼び出し」で設定するURLの違いです。
基本知識の【Power Automate】kintone REST APIで1件のレコードを登録する事例において、 %WebUrl%の変数に以下のような記述をします。
https://(自分のURL)/k/v1/records.json/k/v1/records.json
複数のレコード登録の場合"s"がついているので注意です。
JSON文字列の準備
登録する複数レコードはJSON形式で準備します。
PowerAutomateDesktopでExcelのデータからJSON形式に変換する事例を「note」で紹介、販売しています。
また、VBAで実施する事例は以下で紹介しています。
Excelシートをkintoneに登録する設定イメージ
指定したExcelファイルからJSON文字列の作成、登録のフローイメージです。
※ JSON文字列に変換は、前述の「note」で紹介しているフローを利用しています。
以上、Power Automate Desktopで、kintoneに複数のレコードを登録する事例でした。