shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Power Automate】データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトの代入

Power Automate Desktopは、データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトを代入することが可能です。このデータテーブルを利用し、カスタムオブジェクトからJSON文字列の作成の場面などで活用できます。

なお、確認のツールは「Power Automate Desktop」(version 2.46)です。

内容:

設定イメージ

データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトを代入すると、次のような状態となります。

データテーブルに「詳細表示」が表示され、カスタムオブジェクトとして代入できている

データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトを代入

設定方法

上記の事例では、データテーブルの各値に、

%{ 'value': ’○○○' }%

と代入しています。

learn.microsoft.com

Power Automate Desktopのカスタムオブジェクトの入れ子については以下情報も参考にさせていただきました。

qiita.com

カスタムオブジェクトを入れ子にすることができるので、「カスタムオブジェクトをJSONに変換」アクションを利用してExcelの表をもとに3階層のJSON文字列に変換なども容易に可能です。

note.com

注意点

原因の確認ができていませんが、Excelの表をもとにデータテーブルを作成し、そのデータテーブルに上書でカスタムオブジェクトを代入しても、カスタムオブジェクトと認識されず、テキストデータが代入されるだけでした。

Excelの表をもとにしたデータテーブルをコピーし、別のデータテーブルに代入した場合は、カスタムオブジェクトとして代入できました。

 

以上、Power Automate Desktopで、データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトの代入でした。