Power Automate Desktopは、データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトを代入することが可能です。このデータテーブルを利用し、カスタムオブジェクトからJSON文字列の作成の場面などで活用できます。
なお、確認のツールは「Power Automate Desktop」(version 2.46)です。
内容:
設定イメージ
データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトを代入すると、次のような状態となります。
設定方法
上記の事例では、データテーブルの各値に、
%{ 'value': ’○○○' }%
と代入しています。
Power Automate Desktopのカスタムオブジェクトの入れ子については以下情報も参考にさせていただきました。
カスタムオブジェクトを入れ子にすることができるので、「カスタムオブジェクトをJSONに変換」アクションを利用してExcelの表をもとに3階層のJSON文字列に変換なども容易に可能です。
注意点
原因の確認ができていませんが、Excelの表をもとにデータテーブルを作成し、そのデータテーブルに上書でカスタムオブジェクトを代入しても、カスタムオブジェクトと認識されず、テキストデータが代入されるだけでした。
Excelの表をもとにしたデータテーブルをコピーし、別のデータテーブルに代入した場合は、カスタムオブジェクトとして代入できました。
以上、Power Automate Desktopで、データテーブルに入れ子でカスタムオブジェクトの代入でした。