Microsoft Listsでアイテム(レコード、Excel一覧表の行に相当)をコピーする場合、グリッド ビューにするなど、少しだけコツが必要です。
単一のアイテムや、複数アイテムのコピー、貼り付けの方法を整理しました。
内容:
コピー、貼り付けの基本知識
Microsoft Listsでアイテムを追加・編集する基本は次のとおりです。
・グリッド ビューにする。
・アイテム(レコードに相当)を選択し、Ctrl+C キーを押す。
・一覧の下部にある [新しいアイテムの追加 ]で、Ctrl+V キーを押す。
この操作は、Excel等と同様の操作です。ただし、Microsoft Listsでの操作内容を理解していないと、期待する動作とならずに戸惑うときがあります。
具体的な手順例
1.「グリッドビューで編集」をクリック
アイテム(レコード)のコピー、貼り付けは、グリッド ビューにする必要があります。
画面上部のメニューにある「グリッドビューで編集」をクリックします。
2.アイテムを選択し、Ctrl+C キーを押す
グリッド ビューにすると下図のような画面になります。
アイテム(レコードに相当)を選択し、対象のアイテムが太枠で囲まれた状態で、Ctrl+C キーを押します。
3.「新しいアイテムを追加」をクリック 、Ctrl+V キーを押す
前手順で適切にコピーされると、次のように対象のアイテムが”点線の太枠”で囲まれた状態になります。
時折、Ctrl+C キーを押しても点線にならない時があります。この場合は、再度選択してCtrl+C キーを押します。
”点線の太枠”で囲まれた状態であることを確認し、一覧の下部にある「新しいアイテムを追加」をクリックします。
「新しいアイテムを追加」をクリックすると下図のように空白のアイテムが追加されます。この状態でCtrl+V キーを押します。
以上で次のとおり、貼り付けが完了します。
補足説明と注意点
複数アイテムのコピーと貼り付け
複数のアイテムも同様の手順で、コピーと貼り付けが可能です。
複数アイテムを選択して、Ctrl+C キーを押す
複数アイテムを選択、Ctrl+C キーを押して”点線の太枠”で囲まれた状態にします。
「新しいアイテムを追加」をクリック 、Ctrl+V キーを押す
複数のアイテムをコピーした場合も、新しいアイテムの一つを選択した状態でCtrl+Vキーを押す。
次のように複数アイテムが貼り付けされます。
注意点等
- 「新しいアイテムを追加」ではなく、既にあるアイテムに上書きで貼り付けも可能です。
「新しいアイテムを追加」と同様で、コピーの後、貼り付け対象のアイテムの左側の列を一つ選択した状態で、Ctrl+V キーを押すと貼り付けできました。 - 貼り付けできる値は、画面に表示されている値です。
ビューで非表示にしている値はコピー、貼り付けができません。
必要なデータがビューに表示された状態で、コピー、貼り付けが必要です。
以上、Microsoft Listsでアイテムをコピー、貼り付けする方法でした。