ExcelのREPT関数は、文字列を指定した回数だけ繰り返す関数です。「■」や「★」を使った簡易なグラフ作成などでで活用できます。ただし、条件付き書式で簡易グラフ(データバーなど)も可能なので、最近は使用場面が減っていました。
今回は用途は限られますが、Excelの表のレイアウト調整で改行文字を規則的に追加する場面でREPT関数も便利だと思ったので備忘録です。
アウトプットイメージ
REPT関数で、改行文字:CHAR(10) を繰り返し、元の文字に改行を追加、レイアウト行高さを変更しています。
補足説明
数式の内容は、以下です。
D2の場合:(B列が元のテキスト、C列が改行回数)
=B2&REPT(CHAR(10),C2)
なお、文字数に応じて改行回数を変更したい場合などは、LEN関数などで文字数を調べて可変させる方法があります。
REPT 関数の詳細:
以上、ExcelのREPT関数の活用事例(レイアウト調整に改行文字を利用)でした。
なお、行の高さ調整をしたい背景が、印刷時の文字切れにある場合は、以下に対応方法を整理しています。