shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Excel】REPT 関数の活用事例(レイアウト調整に改行文字を利用)

ExcelのREPT関数は、文字列を指定した回数だけ繰り返す関数です。「■」や「★」を使った簡易なグラフ作成などでで活用できます。ただし、条件付き書式で簡易グラフ(データバーなど)も可能なので、最近は使用場面が減っていました。

今回は用途は限られますが、Excelの表のレイアウト調整で改行文字を規則的に追加する場面でREPT関数も便利だと思ったので備忘録です。

アウトプットイメージ

REPT関数で、改行文字:CHAR(10) を繰り返し、元の文字に改行を追加、レイアウト行高さを変更しています。

=B2&REPT(CHAR(10),C2) という数式で、元の文字に改行を追加

レイアウト調整にREPT関数で改行文字を繰り返し

補足説明

数式の内容は、以下です。

D2の場合:(B列が元のテキスト、C列が改行回数)

=B2&REPT(CHAR(10),C2)

なお、文字数に応じて改行回数を変更したい場合などは、LEN関数などで文字数を調べて可変させる方法があります。

 

REPT 関数の詳細:

support.microsoft.com

以上、ExcelのREPT関数の活用事例(レイアウト調整に改行文字を利用)でした。

なお、行の高さ調整をしたい背景が、印刷時の文字切れにある場合は、以下に対応方法を整理しています。

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