Excelで日付文字列に和暦の「元年」があるとき、DATEVALUE関数ではシリアル値には変換できない(反対に、西暦から和暦の「元年」への表示は可能だが)。
そのため「検索と置換」の機能で”元年”を”1年”に一括置換をしたり、SUBSTITUTE関数で置換したりで対応することになります。
例:DATEVALUE関数とSUBSTITUTE関数の組み合わせ
(セルのA2に日付文字列が入っている事例)
=DATEVALUE(SUBSTITUTE(A2,"元年","1年"))
Power Query(Excelの標準機能)も同様に、次のとおり和暦の「元年」があると、シリアル値に変換できないようなので、Power Queryでの置換の備忘録。
なお、使用のExcelは、Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSOです。
Power Queryで「値の置換」の基本
基本は次のとおりです。
「元年」を「1年」に置換例
① 日付文字列の選択
② 「変換」のクリック
③ 「値の置換」のクリック
「検索する値」に”元年”、「置換後」に”1年”を入力してOKで確定。
以上で置換できます。その後、シリアル値に変換する場合はデータ型変更するか、Power QueryのDate.From関数を使用します。
参考となる情報を以下に書きました。