shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Excel】シートの保護で特定セルの編集は許可、メモの編集は不可にする

Excelで入力用の様式を作成し、記入依頼、回収する場合は、レイアウト等を変更されないようにシートを保護することが有効です。保護する内容もいくつか設定可能です。例えば、特定セルだけ編集できるようにし、「メモ」は編集・削除できないようにできます。

以下は、シート保護の設定例として、特定セルの編集は許可、「メモ」の編集・削除は不可にする設定で手順の備忘録。

 

設定後のイメージ

特定セルの編集は許可し、メモの編集は不可とする

シート保護のイメージ図



手順

次の手順を参考に、次項よりポイントを絞って説明。

support.microsoft.com

 

編集を許可したいセルを選択して、右クリック、セルの書式設定

編集を許可したいセルを選択します。同じ設定の場合、連続していないセルを複数選択(Ctrl キーを押しながらセルをクリック)で可能です。

編集を許可したいセルを選択して、右クリック、セルの書籍設定をクリック

編集を許可したいセルを選択してセルの書式設定を表示
「ロック」のチェックを外す

「保護」のタブをクリックし、「ロック」のチェックを外すと、次の手順でシート保護の設定をしたときに保護の対象外となります。結果、編集可能なセルとなる。

「ロック」のチェックを外す

「ロック」のチェックを外す
「シートの保護」を設定する。

「校閲」 タブの [シートの保護] をクリックし、下図のように設定し、「OK」をクリックする。

「メモ」の編集、削除を制限したい場合は、「オブジェクトの編集」のチェックを外す。

パスワードは、忘れると解除できないので未記入でパスワード無しとするか、きっちりとパスワード管理をする。

「オブジェクトの編集」のチェックが外れていることを確認

シートの保護

なお、「オブジェクトの編集」にチェックを入れると、「メモ」の編集・削除等が可能になる。

以上、Excelで入力用の様式を作成し、入力依頼する場合にレイアウト等を変更されないようにシートを保護する設定例でした。