VBAの実行時、ループ処理が終わらないなど、処理が止まらず困った時に備えて、強制停止の方法を知っておくことは重要です。
基本の方法
基本の方法は、「Ctrl + BREAK」 キーを選択です。
もしくはEscキーの選択や、「Ctrl + Pause」キーなどで、VBAの実行を強制的に停止することができると言われています。
しかし、キーボードには「Break」キーがない場合などもあるので、その場合メーカー、キーボードに応じたショートカットキーを押す必要があります。
なお、私の場合(DELLのノートパソコン)は、「Fn + Ctrl + B」キー でした。
その他、後述のスクリーンキーボードを使用する方法もあります。
BREAKキーがない場合
メーカー等により違いますが、「Fn + Ctrl + B」キー で代用の例。
スクリーンキーボードによる強制停止
Windows 11 で「タスクバー」に検索ボックスがある場合、次のように「スクリーンキーボード」と入力します。
ショートカットキーで、「Ctrl + Windows(ロゴのキー) + o」でも起動します。
スクリーンキーボードのアプリを起動すると、次の画面になります。
ボタンをクリックして利用します。
ただし、表示されたスクリーンキーボードも、私の場合はBREAKキーがない。
私の場合は、「Ctrl + ScrLk」キーで、VBAの強制停止ができました(一回で反応しないときは、何回か押して)。
以上、VBAの実行時、処理が止まらず困った時に備えて、強制停止の方法でした。
これでも停止しないときは、データが保存されていない可能性が高いですが、タスクマネージャーから終了する方法になります。