shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Power Automate】UI要素を変数で指定(containsで文字列変数の活用例)

Power Automate DesktopでUI要素を指定する際、設定条件の値に変数を使用することもできます。

変数を使用した汎用的なUI要素の指定方法にすることで、メンテナンス性の向上や維持コストの低下につながります。

内容:

セレクタービルダーで値に変数を設定する基本

セレクタービルダーで、値を編集状態にすると、変数を表すxを指定可能です。

値を編集状態にすると、Xのクリックが可能となり、変数を設定できる

セレクタービルダーの値に変数を使用可能

containsで文字列変数の活用例

(1)事例の前提と設定イメージ

この活用例の前提は、下記で説明しているWebサービス(kintone)のチェックボックス設定で、containsと文字列変数を活用したUI要素の指定事例です。

shikumika.org

なお、この事例のPower Automate Desktopの設定イメージは次のとおりです。

変数 NewVar に、"埼玉店"という文字列を代入し、UI要素の指定時の値として利用します。

Power Automate Desktopの設定イメージ

containsで文字列変数の活用例

(2)containsで文字列変数の指定

セレクタービルダーで「テキストエディター」の状態でも、次のように変数を使用できます。

div:contains('%NewVar%')

このように指定すると、変数 NewVar に代入した文字列を含むdiv要素を指定できます。

div:contains('%NewVar%')として、変数を使用している

containsで文字列変数を活用した設定例

変数設定の注意点(Power Fxが有効の場合)

「Power Fxが有効」の設定にしている場合は、変数の設定方法が異なります。

shikumika.org

 

以上、Power Automate DesktopでUI要素を指定する際、設定条件の値に変数を使用した事例でした。