PowerPointの配付資料で、対象者の関心を引くために答えを伏せるなど、穴埋め問題にしたい時の備忘録。
アウトプットのイメージは次のとおり。
資料作成時の基本は、次の順序。
- 答えを先に書いておく
- 図形(白い図形など含む)で答えを隠す
- アニメーションの「終了効果」で、図形を消す
上記は、設定をわかりやすくするために図形に色をつけているが、枠を印刷したくない場合は白色の図形にする。
なお、もしも前述の基本の順序とは反対に、
- 空欄をつくる
- 図形に答えも含めて記載
- アニメーションの「開始効果」で図形を表示
とすると、配付資料用の印刷時に答えの部分も併せて印刷されてしまいます。
結果、配付資料用としては、そのまま活用できません。
Excelであれば「オブジェクトを印刷しない」で図形の印刷を個別設定できるのですが、PowerPointではその設定がなさそうです。
よって、PowerPointでは、オブジェクトが全て印刷されしまう。
なお、使用のバージョンは「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」と「Microsoft® PowerPoint® for Microsoft 365 MSO」。
そのため、PowerPointで、図形等をアニメーションで重ねる前の状態で印刷するには、以下が選択肢となる。
- アニメーション最後に、アニメーション前の状態のオブジェクトを再度重ねる。
- 枠外にオブジェクトを配置し、「アニメーションの軌跡」で枠内に表示させる。
- 映写用資料と配付用資料を分けて作成する。
以上、PowerPointの配付資料で、穴埋め問題の作成方法は答えを図形で隠すという備忘録でした。
上記2の方法は、以下に記載しました。