shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Excel】日付から曜日に変換、表示する方法

Excelで日付データから曜日を抽出したり、20xx/4/1(月)のような日付と曜日を組み合わせた表示にする方法です。

「セルの書式設定」の方法と、「TEXT関数」による方法があります。

内容:

アウトプットイメージ

下図のB列は、日付+曜日を表示しています。

表示形式を指定することで、曜日だけにすることも可能です。

2024/4/1(月)という日付と曜日を組み合わせた表示

「セルの書式設定」で日付データに曜日を追加した事例

実施手順

基本的な考え方

日付から曜日に変換、表示する場合、

  • 元の日付データのまま、表示だけを変更したい場合は「セルの書式設定」
  • 数式で、日付から曜日に変換し、文字列を抽出したい場合は「TEXT関数」

を活用します。

なお、設定内容に共通する部分があるので、「セルの書式設定」から説明します。

日付データを曜日に変換する方法

「セルの書式設定」による方法(”aaa”の指定) 

日付データを選択し、セルの右クリック等で「セルの書式設定」の画面を表示します。

下図のように「表示形式」タブの分類を「ユーザー定義」とし、「種類」にaaaと入力します。設定はこれだけです。

種類に”aaa”と入力している

表示形式の「ユーザー定義」で”aaa”の指定

ユーザー定義で指定するとき、種類は次のことを意味します。

aaa : 日付データを、月、火、水、…と変換します。

aaaa:日付データを、月曜日、火曜日、水曜日、…と変換します。

英語表記(例、Monday、Tuesdayなど)の場合は"dddd"とするなど、次のページに他の「表示形式」の事例があります。ただし、"aaa"、”aaaa”の説明はありません。

support.microsoft.com

「TEXT関数」による方法(”aaa”の指定) 

TEXT関数の基本構文は、次のとおりです。

=TEXT(書式設定する値, "適用する表示形式コード")

TEXT 関数 - Microsoft サポート

"適用する表示形式コード"は、前手順のユーザー定義の種類と同様で、”aaa”と指定することで、曜日に変換可能です。

数式例(セルA1に日付データがある場合):

=TEXT(A1,"aaa")

日付データを「日付と曜日の組み合わせ」に変換する方法

冒頭の事例のように、「20xx/4/1(月)」のような日付と曜日を組み合わせた表示にする場合は、「ユーザー定義の種類」(TEXT関数の場合は、”適用する表示形式コード”)に以下を指定します。

ユーザー定義の種類: yyyy/m/d(aaa)

"yyyy/m/d(aaa)"と入力

20xx/4/1(月)のような日付と曜日を組み合わせた表示の設定例

以上、「セルの書式設定」と「TEXT関数」で、日付データから曜日に変換、表示する方法でした。