Excelのシートで、他のブックの値を参照しているセルで、元データのファイルを効率的に開く方法の備忘録。例えば、セルに ='C:\aaa\[test.xlsx]Sheet1'!$A$1 という数式が入力されていて、参照元の値が表示されているとします。そのとき、元データのファイルを確認したい場合に便利な方法です。
方法は簡単で、セルを選択した後に Ctrl+[ キーを押すだけです。すると、すばやく元データにジャンプします(ファイルが開いていないときは、ファイルも起動します)。
なお、使用のExcelは、Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSOです。
これは、Excelのメニューにある「ワークシート分析」で、「参照元のトレース」にマウスオーバーしたときに表示されるポップアップで確認できます。
次のように、Ctrl+[ キー を使用して、選択したセルの参照元に移動できる旨が記載あり、ファイルが開いていない場合は、起動します。
なお、このショートカットでファイル内容を確認し、閉じるだけなら不要ですが、元のシートのセル場所に戻りたいときは、F5キーも便利です。
F5キーで「ジャンプ」 ダイアログ ボックスを表示できます。
また、セルの参照元ではなく、参照先を開く、ジャンプの場合は、 Ctrl+] キーです。
以上、Excelのシートで、他のブックの値を参照しているセルから、元データのファイルを効率的に開く方法の備忘録でした。