shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【kintone】アクセス権の設定例(他者分のレコードを編集・削除させない)

Excel業務の効率化が可能といわれるkintoneについて、アクセス権の設定例(他者分のレコードを編集・削除させない)の備忘録。

前回の【kintone】アクセス権の設定例(作成分のレコードのみ閲覧・編集・削除)は、他者データの閲覧そのものが不可の設定でした。今回は他者データの閲覧は可能だが編集・削除をさせたくないケースです。

内容:

アウトプットイメージ

アクセス権を設定していない場合、下図のように他者が登録したデータも一覧に表示され、編集・削除もできる。

なお、下図はユーザー「C」でログインし、ユーザー「B」や「A」が作成のレコードなどが見えている状態。

他者のデータの閲覧ができ、編集・削除も可能

アクセス権を設定していない場合

上記の状態からアクセス権を設定して下図のように「他者が登録したデータを閲覧はできるが、編集・削除はさせない」とします。編集・削除のボタンが無効になっています。

アクセス権の設定をすることで、他者のデータを閲覧できるが編集・削除ができない状態となっている

作成分のレコードのみ編集・削除できる設定後

設定内容

レコードのアクセス権を下図のようにする。[レコードの条件]は「すべてのレコード」、[フォームのフィールドを追加]から「作成者」を追加し、「閲覧」「編集」「削除」にチェックを入れる。「Everyone」は「閲覧」のみチェックを入れる。

作成者は「閲覧」「編集」「削除」にチェック、Everyoneは「閲覧」のみにチェック

作成分のレコードのみ編集・削除できる設定例

設定の詳細については、以下で確認する。

kintone guidebook vol08 アクセス権(サイボウズ株式会社)

https://kintone.cybozu.co.jp/material/pdf/kintone_guidebook_vol08.pdf

以上、kintoneでアクセス権の設定例(他者分のレコードを編集・削除させない)でした。

その他の設定例は、【kintone】アクセス権の設定事例まとめに記載しました。