Wordのrand関数は、文書作成時にサンプルテキストを簡単に作成できる関数です。これはExcelではなく、Word専用の関数です。利用用途は限られますが、デザインやレイアウトを確認したいときに非常に便利です。
サンプル文書の内容は、Wordのバージョンによって違うようです。
以下、動作確認のWordは「Microsoft® Word for Microsoft 365 MSO」(バージョン2501)です。
アウトプットイメージ
次のように、サンプルテキストを表示したい文書の行頭で「=rand()」と入力し、Enter キーを押します。するとサンプルテキストが挿入されます。
なお、rand() 関数のかっこ内に数値を追加することで、表示される段落と行の数を制御できます。
=rand() 関数の構文は次のとおりで、p は段落の数、l は各段落に表示する行数です。
=rand(p,l)
以上、Wordでサンプル文書を作成できるrand関数でした。