Windowsに標準で備わっている『コマンドプロンプト』は、エクスプローラーから開くと現在のフォルダで起動できます。
この仕様を利用することで、フォルダ内のファイル一覧の取得も容易に可能です。
なお、ファイル一覧の作成後の作業がExcelの場合は、【Excel】フォルダ内のファイル一覧を簡単に作成する方法 が第一選択の方法だと思います。
確認したwindowsはWindows11 24H2です。
作成手順
1.エクスプローラーでフォルダ一覧を作成したい場所を表示する
フォルダー一覧を作成したい場所を表示します。
2.コマンドプロンプトの起動
エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」を入力
アドレスバーをクリックし、 現在のフォルダパスが表示されている部分に「cmd」と入力します。
「cmd」の入力後、Enterでコマンドプロンプトを起動
Enterで、コマンドプロンプト(黒い画面)が起動します。
エクスプローラーで表示していたアドレスが記載されています。
3.ファイル一覧を表示するコマンドを入力
エクスプローラーで表示していたアドレスにつづいて、
dir /b
と入力します。
Enterで次のようにファイル一覧が表示されます。
あとは一覧範囲を選択、Ctrl+C でコピー、必要な場所に貼り付けするだけです。
(参考)サブフォルダ内も表示したい場合など
上記の「dir /b」は対象フォルダ内にあるファイル名と、フォルダの一覧です。
サブフォルダ内も含む一覧にしたい場合は「/s」を加え、以下を入力します。
dir /b /s
また更に、「|clip」を加えることで、直接クリップボードに出力もできます。
dir /b /s |clip
以上、Windowsで現在のフォルダのファイル一覧をコマンドプロンプトで作成する方法でした。