Power Queryで、Excelファイルを読み込み処理をするケースで、Excelの名前の定義に#REF!があるとエラー発生することがあったので備忘録です。
名前の定義に#REF!があれば必ずエラー発生ではありません。
エラーの内容
Excelファイルを読み込み処理をしようとすると、
[DataFormat.Error] Relationship タグには、属性 'Target'が必要です。
というエラーが発生して処理が適切に実施されませんでした。
Relationship タグというものを利用した認識もなく、発生しました。
原因と対応
明確な原因は不明ですが、今回のExcelファイルには名前の定義で、次のような参照範囲に#REFが含まれてる「名前」を削除すると適切に処理されました。
=#REF!$A$1:$C$10
エラー解消は、今回だけかもしれません。
また、次のように
=#REF!#REF!
は残っていても適切に処理されていました。
通常は、名前の定義を数式で利用していてシートを削除すれば、「=#REF!#REF!」と自動修正されますが、「=#REF!$A$1:$C$10」のようにセル参照が一部残っている時にエラーが発生したようです。
いずれにしても、名前の定義に不要な#REFは、削除しておくのが良いと思います。
以上、Power QueryでExcelの名前の定義に#REF!があるとエラー発生と対応事例でした。