shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

【Power Query】Excelの名前の定義に#REF!がある時にエラー発生と対応事例

Power Queryで、Excelファイルを読み込み処理をするケースで、Excelの名前の定義に#REF!があるとエラー発生することがあったので備忘録です。

名前の定義に#REF!があれば必ずエラー発生ではありません。

エラーの内容

Excelファイルを読み込み処理をしようとすると、

[DataFormat.Error] Relationship タグには、属性 'Target'が必要です。

というエラーが発生して処理が適切に実施されませんでした。

Relationship タグというものを利用した認識もなく、発生しました。

原因と対応

明確な原因は不明ですが、今回のExcelファイルには名前の定義で、次のような参照範囲に#REFが含まれてる「名前」を削除すると適切に処理されました。

=#REF!$A$1:$C$10

エラー解消は、今回だけかもしれません。

また、次のように

=#REF!#REF!

は残っていても適切に処理されていました。

通常は、名前の定義を数式で利用していてシートを削除すれば、「=#REF!#REF!」と自動修正されますが、「=#REF!$A$1:$C$10」のようにセル参照が一部残っている時にエラーが発生したようです。

いずれにしても、名前の定義に不要な#REFは、削除しておくのが良いと思います。

以上、Power QueryでExcelの名前の定義に#REF!があるとエラー発生と対応事例でした。