PowerPointでは、スライド内のオブジェクト(図形やテキストボックスなど)に名前を付けることで、後から図形を選択しやすくしたり、マクロで活用することができます。本記事では、PowerPointの図形の名前を確認・変更する方法を紹介します。
内容:
確認のPowerPointは「Microsoft® PowerPoint® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2504)です。
図形の名前とは?
PowerPointの図形には「デフォルト名」が割り当てられます。例えば、図形を追加すると「テキスト ボックス 1」や「図 2」などの名前が付きます。しかし、これらの名前ではどの図形を示しているのか分かりにくいため、編集時やマクロ実行時に混乱することがあります。
そこで、図形にわかりやすい名前を付けることで、後の作業がスムーズになります。
図形の名前を確認する方法
図形の名前を確認する方法の基本は次のとおりです。
- 「ホーム」タブの「選択」グループから「オブジェクトの選択と表示」を開く。
- 画面右側に表示される「選択ウィンドウ」で、スライド内のすべてのオブジェクトの名前が一覧表示される。
- 図形をクリックすると、対応する名前が強調される。
例えば、「オブジェクトの選択と表示」は次のとおりです。
下図では、「P.1」という文字が入力されたテキストボックスの名前の背景が白色で強調表示されています。(この事例では、SlideNumber_1という名前に修正しています)
図形の名前を変更する方法
図形の名前を変更するには、選択ウィンドウを使うのが簡単です。
- 「選択ウィンドウ」で変更したい図形をクリック。
- 「名前」部分をクリックして、任意の名前を入力して、Enterキーを押して確定。
これにより、図形を多く扱う場合にも管理がしやすくなり、マクロを活用した自動処理でも活用しやすくなります。
以上、PowerPointで図形の名前を確認する方法でした。