PowerPointを利用できる環境にある場合、画像作成にPhotoshopやCanvaなどの専用ツールではなく、PowerPointでも高品質な画像が簡単に作成可能です。
今回は、1200×675pxというサイズに注目しながら、初心者でもすぐに実践できる画像作成の方法をご紹介します。
内容
確認のPowerPointは「Microsoft® PowerPoint® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2507)です。
なぜ1200×675pxなのか?
このサイズは、16:9のアスペクト比にぴったり合致しており、視認性が高いとされているサイズです。
Google 検索セントラル(旧称 Google ウェブマスター)では、Discover にコンテンツを表示させるための画像要件として、以下のように記載されています。
魅力的な高画質の画像、特に Discover からのアクセスが発生する可能性の高いサイズの大きな画像をコンテンツに含める。サイズの大きな画像は、幅を 1,200 ピクセル以上とし、max-image-preview:large の設定または AMP を使用して有効にする必要があります。サイトのロゴを画像として使用しないでください
出典: Google Discover の概要、掲載、表示方法 | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
このように、横幅1200px以上の画像は、Discover において「大きな画像」として認識され、表示される可能性が高まるとのことです。
Discover向けの画像サイズには具体的なアスペクト比の指定はありませんが、1200×675pxは16:9という比率であり、汎用性が高いサイズといえます。
PowerPointで画像を作るメリット
PowerPointは多くの人が使い慣れているツールで、直感的な操作が可能です。スライドサイズを調整することで、ピクセル単位の画像作成も可能になります。
例えば、1200×675pxの画像を作りたい場合は、スライドサイズを
31.75cm × 17.86cm(96DPI換算)
に設定するだけです。
あとは画像やテキストを配置して、PNGやJPEG形式で保存すれば完成です。
作成手順(初心者向け)
- PowerPointを開く
- 「デザイン」→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定」
- 幅:31.75cm、高さ:17.86cmに設定
- 画像やテキストを自由に配置
- 「ファイル」→「エクスポート」→「ファイルの種類の変更」→「JPEGファイル交換形式(*.jpg)」で保存 ※PNGなどの形式でも可
なお、スライドサイズの設定後に値を再確認すると、以下のように17.86cmは、17.855cmに自動修正されています。

「スライドのサイズ」指定での注意点
スライドサイズで指定できるサイズは次のとおりです。
幅または高さ(最小値~最大値)
1 ~ 56in (インチ)
2.54 ~ 142.24 cm
120 px ~ 720 px
そのため、最大値の720 pxを超える1200pxを指定しても正しく変換されません。
なお原因不明ですが、675 pxも正しく変換されませんでした。
換算したセンチメートルで指定する必要があります。
⚠️ はじめて画像保存するときは、画像が適切なサイズで保存されているかを確認した方がよいです。
- 画像ファイルを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「詳細」タブを開く
- 「画像のサイズ」や「幅」「高さ」で px(ピクセル)単位のサイズが表示されます
参考)アプリのアイコン作成ツールの事例
PowerPointを画像作成ツールとしてアイコン作成に活用する事例です。
以上、PowerPointで1200×675pxの画像を作成する理由と方法でした。