OneDriveを使う場合、バージョン履歴の仕組みを理解していないと、せっかくの便利機能を活かしきれないことがあります。この記事では、OneDriveのバージョン履歴の特徴とファイル管理の備忘録です。
内容:
動作確認したOneDriveのバージョンはビルド 25.222.1112.0002です。
🔎 OneDriveバージョン履歴の特徴
基本機能
OneDriveのバージョン履歴機能は、同じファイルに対する過去の変更内容を自動的に保存・管理する仕組みです。ファイルを編集すると新しいバージョンが作成され、必要に応じて以前の状態に戻すことができます。これにより、誤って上書き保存した場合でも復元が可能です。
なお、保存できる期間は利用しているOnedriveにより異なります。
個人用 Microsoft アカウントでサインインする場合は、過去 25 のバージョンです。
また、ファイル容量の制限も影響するため、OneDriveでどこまで履歴を管理するかは、利用目的や契約ライセンスの状況に応じて最適化する必要があります。
詳細は、Microsoft サポートによるOneDriveのファイル復元に関する説明(バージョンの数など)などで確認ください。
ファイル名変更、移動、コピー時の履歴の保存について
- ファイル名を変更した場合:OneDriveではファイル名を変更してもバージョン履歴は保持されます。公式の情報は確認できませんでしたが、ファイル名とは異なる固有のIDで管理されているようです。
- ファイルを移動した場合:OneDrive内でフォルダを移動しても、バージョン履歴は保持されます。
- ファイルをコピーした場合:コピー&貼り付けで作成されたファイルは新規ファイル扱いとなり、元のファイルのバージョン履歴は引き継がれません。コピー後は新しい履歴がゼロから始まるため、注意が必要です。
📌 OneDriveでのファイル管理のコツ
OneDriveでは、
- 名前変更・移動=履歴保持
- コピー=履歴リセット
というルールを理解しておくことがポイントです。
なお、ファイルを OneDriveフォルダからローカルPCの通常フォルダへ移動すると、バージョン履歴はクリアされます。
OneDriveバージョン履歴の特徴を踏まえて、手動による履歴管理と組み合わせて次のような管理にすると、手動による意図したバージョン保存と自動的なバックアップによる効率化が見込めます。
- ファイル名に日付やバージョンを付けつつ、OneDriveの自動履歴を活用する
- 「確定版」「作業中」「旧版」というフォルダ構成を持たせる。
/ProjectA
├─ 確定版 ← 最新の確定版のみ保
├─ 作業中 ← 作成中、修正途中のファイル
└─ 旧版 ← 最新でない確定版を保存 - 確定版のファイルを編集するときは以下とする。
①確定版フォルダのファイルをコピーして作業中フォルダに貼り付け
(履歴をリセットしたファイル作成)
②作業中のファイルが確定したら、確定版フォルダへ移動し、ファイル名に確定日付を付与する。
③確定版フォルダにある最新でないファイルを旧版フォルダへ移動する
(履歴を保持して移動)
参考に、ファイル名の基本ルール案を紹介します。
以上、OneDriveでバージョン履歴とファイル管理のコツでした。