標準機能の「文字の割付」は、セルの文字を列幅に合わせて複数行に展開したり、元の1行に戻したりできます。しかしながら、255文字を超える文字列では期待する動作をしません。そこで今回は、同じ操作をCopilotに指示するとどうなるか試した結果、展開・復元のどちらも実行できた動作事例です。
Copilotがセルを直接編集する仕組みについては、以下の記事で紹介しています。
【Excel】Copilotが「相談相手」から「実務担当」へ! ドキュメントを直接編集できるエージェントモード - shikumika's diary
「文字の割付」自体の基本的な使い方は、以下の記事で紹介しています。
【Excel】セルの文字を複数行に展開する「文字の割付」と元に戻す方法 - shikumika's diary
内容:
動作確認は、2026年6月時点の Microsoft 365 Business StandardのExcelで利用できるM365 Copilot (Basic) です(バージョン2.20260602.20.0)。追加のCopilotライセンスはなしです。
Copilotで文字を複数行に展開した事例
セルの文字を列幅に合わせて複数行に分割するよう、Copilotに指示しました。
手順
- ExcelのリボンまたはサイドペインからCopilotを開く
以下のようなプロンプトを入力する
「B2セルの文字列を、B列の幅に収まるように複数のセルに分割してください」

- Copilotが処理を実行する
実行結果と確認できた事例
実行の結果、B2セルの文字列が複数セルに意図通り分割されました。
- 数式は使われず、セルに直接値が書き込まれていました。
- 255文字を超える文字列でも、複数セルへの分割ができました。標準機能の「文字の割付」では255文字を超えると正しく動作しないため、この点はCopilotを使う利点になりそうです。

Copilotで展開した文字を元のセルに戻した事例
上述で複数セルに分割された文字列を、1つのセルにまとめるよう指示しました。
手順
- 結合したい範囲を含めて選択する(例:B2:B5)
- Copilotを開く
以下のようなプロンプトを入力する
「選択範囲のセルに分割されている文字列を、1つのセルにまとめてください」

- Copilotが処理を実行する
実行結果と確認できた事例
こちらも数式ではなく、値として結合されていました。全体で255文字を超える文字列でも、1つのセルにまとめることができました。

注意事項
- 今回の事例は、Microsoft 365 Business Standardに付帯するCopilotでの結果です。ライセンスの種類や実行の都度、挙動が異なる可能性があるため、ご自身の環境でも確認することをおすすめします。
まとめ
- Copilotに指示したところ、セルの文字の複数行への展開と元のセルへの復元の両方ができた事例を確認しました
- 結果は数式ではなく、値として直接書き込まれていました
- 標準機能の「文字の割付」では失敗する255文字を超える文字列でも、展開と結合ができました
- 今回は、追加のCopilotライセンスがない状態(M365 Copilot (Basic) )で実行できました
- Copilotの出力は毎回同じになるとは限らないため、実行結果の確認を習慣にしてください