Microsoft Edgeで入力フォームに住所等の情報を入力する際、「保存された情報」があると便利な反面、意図しない場所も入力がされるなどで困ることがあります。
入力候補から選択できる機能(オートコンプリート)には、いくつかの種類があり、下記に記載のとおり、入力候補を選択した状態で「Shift+Delete」を押すことで個別に削除することができるものもあります。
しかし、次のように「保存された情報」と表示されるものは、個別に削除できないようです。削除方法に関する情報が探せませんでした。
そのため、回避策として「保存された情報」の表示を無効にする方法の備忘録です。
なお、確認したEdgeは「Microsoft Edge バージョン 134.0.3124.72」です。
参考情報: 自動入力でフォームにすばやく入力する |マイクロソフトエッジ
無効にする手順
手順は次のとおりです。
- Edgeの設定から「Microsoftウォレット」を開く
右上の「…」メニューから「設定」を選択、「プロファイル」-
「Microsoft ウォレット」を開く - 「Microsoft ウォレット」にある「設定」をクリックする
- 「基本情報の保存と入力」を無効にする
「基本情報の保存と入力」を無効にした画面イメージは次のとおりです。
これで設定完了です。表示を無効にしているだけのようで、設定完了後に再度「有効」とすると、過去の入力候補も再度表示されました。
保存された情報を削除したい場合は、一括ですべて削除する方法しか探せませんでした。
以上、Microsoft Edgeで「保存された情報」の表示を無効にする方法でした。