Copilotの利用において「機密情報を入力して大丈夫?」「自分のデータがAIの学習に使われない?」など、 仕事でCopilotを利用するには不安もあります。
Copilotには複数のプランがあり、例えば「個人用の無料版」と「仕事用(Microsoft 365版)」では、データの守られ方が違うので、注意が必要です。
所属する組織・会社の規定に従った運用が必須ですが、基本的な違いについての備忘録です。
内容:
なお、確認のCopilotは2026年1月時点のMicrosoft Copilot(Windows標準)、Microsoft 365 Copilot(職場や学校のMicrosoft 365アカウントを持っていれば利用可能)です。
1. 知っておきたい「無料版」と「仕事用」の決定的な違い
もっとも注意すべき点は、「個人用の無料版」に入力したデータは、AIの学習に使われる可能性があるという点です。
個人向けの無料版(copilot.microsoft.com)
Copilot のプライバシーとセキュリティの「よくある質問」において次のような記載があります。
Copilot はトレーニングに私のデータを使用しますか?
お客様のプライバシーと信頼は私たちにとって最優先事項です。Microsoft は、お客様の会話を Microsoft プライバシーに関する声明で説明されている次の限定的な目的にのみ使用します:
パフォーマンスの監視、問題のトラブルシューティング、バグの診断、不正使用の防止、Copilot の提供と改善に必要なその他の製品パフォーマンス分析など。
(中略)お客様の会話を AI モデルのトレーニングに利用して、お客様や他のユーザーにより良いエクスペリエンスを提供できるようにするかどうかは、お客様が管理できます。お客様の会話を利用したモデルのトレーニングはいつでもオプトアウトできます。(後略)。
なお、上記出典の「よくある質問」において
- Microsoft はAI モデルをトレーニングする前に、個人を特定できる情報を削除していること
- 会話を利用したモデルのトレーニングはいつでもオプトアウト(拒否)できること
- プライバシーの設定にかかわらず、アップロードされたファイルを使用して Copilot の生成モデルをトレーニングすることはないこと。
- Microsoft に使用してほしくない、機密性の高い個人データは提供しないでほしいこと
などの説明もあるので、一度確認しておくとよいです。
仕事用(Microsoft 365 Copilot Chat)
仕事用のCopilot(Microsoft 365 Copilot)では、エンタープライズデータ保護(EDP)という仕組みが適用されています。
プロンプトと応答に対するエンタープライズ データ保護(抜粋)
・お客様のデータをセキュリティで保護します。・データはプライベートです。
・アクセス制御とポリシーは Copilot に適用されます。
・AI のセキュリティと著作権のリスクから保護されています。
・データは基礎モデルのトレーニングには使用されません。
出典: Microsoft 365 CopilotとMicrosoft 365 Copilot Chatでのエンタープライズ データ保護 | Microsoft Learn
上記で、詳細には「他の Copilot オファーと一致して、Microsoft Graph を通じてアクセスするプロンプト、応答、データ は、基盤モデルのトレーニングには使用されません」と明示されています。
また、今「安全な状態か」を見分けるサインとして、ログインした際、画面右上に「緑色のシールド(盾)」アイコンが表示されていれば、EDPが有効で、データが守られている証拠として確認できます。

その他、Microsoft 365 Copilot Chatについては、次の動画で分かりやすく説明されていました。
参考: Copilot Chat 超入門編 - 初心者でもすぐに使えるカンタン解説動画 | Microsoft 365 Japan - YouTube
Copilotの違い
Copilotには複数プランがあるのでどのCopilotを利用しているかの確認が重要です。
一般ユーザーが利用している可能性が高いプランについて次の記事で説明しています。
以上、Copilotで「機密情報を入力して大丈夫?」「自分のデータがAIの学習に使われない?」について調べた結果でした。