PowerPointで、蛍光ペン風アンダーライン。販促用POPをパソコンで作成したく「太め下線の蛍光ペン風」にする方法についてまとめ。作成方法としては、大きく3種類でそれぞれ次のメリットやデメリットがあります。なお、WordやExcelでも同様です。
作成3パターンのメリットとデメリット
【A】テキストボックスと図形を重ねるタイプは、図形を重ねるだけです。メリットはデザインの自由度が高いことです。手書き風や単語だけの強調も可能です。
ただし、デメリットは文字数が変更になったりした時の修正が少し手間なことです。
テキストボックスの背面にアンダーラインの図形を重ねるように設定することになるので、修正時は「アンダーラインの図形選択すること」にコツがいります。「オブジェクトの範囲選択」で選択するか、図形を前面に変更して修正後に戻すか等。
【B】図形の背景タイプ(3D回転等で手書き風も多少可能)のメリットは、文字修正時にも文字の増減に合わせて色をつけることも可能な点です。手書き風アンダーラインも多少可能です。
デメリットは、単語だけの強調ができない点や、この方法を知らない人はどうやってアンダーラインが引いてあるのかが理解できずに困る点です。アンダーラインが消せない、意図しない太さのアンダーライン等になっても修正できないなどが起こりえます。
ただし、一度設定したファイルを使いまわすのであれば、特に問題がない印象です。
【C】フォントの設定(改行含め、文字に合わせて色がつく)のメリットは、改行時も含めて文字修正時にも色がつく点。
デメリットは、太いアンダーラインがないので、塗りつぶしか、細いアンダーラインしか引けない点。
【B】図形の背景タイプの作成
作成方法3パターンのうち、作成にコツがある図形の背景タイプで、図形の3D回転の活用したアンダーラインの作成方法は次のとおりです。
(1)背景を塗りつぶす
アンダーラインを引きたいテキストを「テキストボックス」に入力し、背景を好きな色で塗りつぶす。
そうすると、次のような状態となる。
例) 「PowerPointで蛍光ペン風」とテキスト入力、黄色の塗りつぶしした状態
(2)図の書式設定の「効果」-「3D回転」の設定
①「Y方向に回転」の設定値を変更して太さ変更
②「テキストを立体表示にしない」にチェックを入れる
③「底面からの距離」でアンダーラインの位置に移動
上記設定で、次のようになる。
さらに、少し手書き風のアンダーラインなど、おしゃれなマーカーは、以下のページが参考になりました。
線の設定で、スケッチスタイルをフリーハンド等を活用することでできます。
以上、PowerPointで、蛍光ペン風アンダーラインの作成方法です。 【B】図形の背景タイプの方法を知っておくとデザインの幅が拡がります。
なお、WordやExcelでもアンダーラインの作成3パターンは同様です。 Wordはともかく、Excelで文字装飾するかは用途次第ですが・・・